幼児教育のコラム
小学校受験の対策で、過去問を解くことは必要か?静岡小学校受験シリーズ⑤
小学校受験を希望、検討されたいる方からの相談をよく頂きます。
「静岡県の小学校受験の対策として、過去問を解く必要がありますか?」
という質問です。
「間違った理解」をされずに、後々後悔のないように是非最後まで読んでみてください。
小学校受験シリーズ⑤
*静岡県の小学校受験を前提にお話しします。
静岡県の小学校受験で過去問を解く必要は、あるか、ないか。
小学校受験の過去問は解けるのであれば、解いて問題ないと思います。
ネットで「学校名、過去問」と調べれば、出てきます。
注意していただきたいことは、
・多くの場合、採点基準が掲載されていないので、保護者が誤った採点をしてしまう。
・過去問の紙からでは分からないことがある。
ということです。
例えば、
・設問の問題を、どの程度のスピードで読むか?
・子どもの解答を、〇にしてよいのか、△とすべきか?
・面接の練習で、子どもが発言した内容で、十分な内容だったか、不十分か?
紙の過去問で、問題自体は分かっても、細かい部分までは分からないのが普通なので、上記のような判断に迷うことはあります。
これは、たくさんの年長児を見て、
「どれくらいが一般的なレベルか。」が分かっている人でないと、判断が難しいと思います。
実際にお子さまのやった答えをキッズフォードの講師に持ち込まれる生徒もいます。
過去問をやってみた上で、ではどうするか?
さらに、過去問をご家庭でできる範囲で、実施した後、どう対策につなげるか?
で相談を受けることもあります。
ご家庭で小学校受験対策を考える場合には、
https://kids-ford.com/post-800/
(小学校受験の課題の本質 静岡小学校受験シリーズ②)
を参考に、問題の分析、つまり抽象化をしてみてください。
例えば、
①リンゴ5個とみかん2個、どちらが何個おおいですか?という過去問
→学校側は、5個までは数えられるようになってほしいという考え
→来年以降も5個までの量は数える必要あり、また「違いは何個ですか?」ときいてくる可能性あり。
②3×3の点図形の過去問
→5×5の点図形の練習は必要ない。
→写す見本に斜め線が入っているか?
③面接での質問の答えに対して理由をさらに聞いてくる過去問
→面接練習の段階で、理由までこたえられるように練習しましょう。
というように、
過去問と同じ問題は出ませんが、過去問で問われているレベルと、抽象化して何を確認するテストか?
を確認しておくことは、お子様の小学校受験の対策として有効です。
小学校受験対策は、プロの力を借りるのもアリです。
過去問を買って、一度解いてみるだけではもったいないので、参考にしてください。
静岡県内の幼稚園受験、小学校受験、中学校受験、高校受験は、キッズフォードアカデミーに一度ご相談ください。
静岡大学教育学部付属小学校、静岡大学教育学部付属中学校、静岡サレジオ小学校、静岡サレジオ中学校、加藤学園等、
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