幼児教育のコラム
子どもが言うことを聞かない⁉ABA応用行動分析とは
・いつも同じことでお母さんはため息
・何度言っても毎日、同じことで毎日ぷんぷんしている
子育て中の保護者なら一度は感じたことがあるのではないでしょうか?
そんな人に、ぜひ知っていただきたいことがあります。ABA応用行動分析と呼ばれるものです。
ABA応用行動分析とは何か?
ABAでは行動の前後を操作することにより行動を増やしたり減らしたり出来るという行動の原理を利用をします。
まずは②行動を理解します。「行動」だけでなく、①「行動前の出来事」と、③「行動後の結果」にも注目します。
例えば、
②お店で、おもちゃが欲しいと泣いて寝転ぶや、広いお店に入った途端走ってどっかに行ってしまう。
という行動に関して考えてみると、
①そもそもおもちゃを売り場があるお店に行く。広く走り回れる場所に行く。
という①①「行動前の出来事」が存在します。
そして、③「行動後の結果」として、お母さんに注意され、泣く
といった流れになります。
ABA応用行動分析の活用
是非知っていただきたいことは、
②行動が起きてから、対処(注意など)をするのではなく、①「行動前の出来事」の段階で、予測される②「行動」をコントロールすること
この例の場合、
「おもちゃは今日は買わないよ」
お店に入る前に「ママと手をつなごうね。」
と事前にお話ししてから、入店する。という対策が取れます。
また、次に大切なことは、
①「行動前の出来事」を変えたことで、②「行動」が良い方向に変わったら、③「行動後の結果」で、きちんと褒めることです。
ABA応用行動分析 どんなことに使えるか?
この行動前の部分に注目して、実際の行動を変化させることは、かなり汎用性がり、使えます。
例えば、
・子供がラーメンばかり欲しがって、ラーメンを指さしてご飯を食べない。
→そもそもラーメンを買ってきて、かつ子どもの見える位置に置かない。
・忘れ物が多く、毎日何か忘れたり、なくしたりする。
→学校の準備を親がするという事前行動をしている限り、本人の学校の準備力は上がりません。
・ちょっとし環境の変化や、先生の交代で、激しい人見知り、固まる
→事前に、明日からは~、朝の段階で、「今日は〇時から習い事だよ」など声掛けをしておく。
最後に大事なことですが、
お子さんの変化には、必ず時間が必要になる。ということを前提にしていただきたいです。
注意や、指導したその瞬間から、問題行動がなくなったり、改善するわけではない。ということです。
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